概要
親戚や知人などの家で避難生活や仮の生活を送ること。
仮設住宅などの利用と違い、行政サービスを受けないため、行政や支援側が実態を把握しにくい。
そのため、生活再建に必要な情報や物資配布など主要な支援サービスから漏れる可能性がある。
例えば、避難所へ物資をもらいに行っても避難所の名簿に名前がないからもらえなかったり、生活支援物資の配布対象から漏れてしまったりすることが多い。
自治体や支援側は、意識してこうした対象者に物資や情報の提供をする必要がある。
また、避難当初はあたたかく受け入れてくれていた親戚や知人も、避難生活が長期的になるにつれて関係が悪化することもよくある。
避難先に家主に遠慮して日中は被災した自宅にとどまるケースや、親戚知人宅を転々とするケース、関係悪化により避難所に戻ってくるケースなどもある。