災害に関する看護独自の知識や技術を体系的にかつ柔軟に用いるとともに、他の専門分野と協力して、災害の及ぼす生命や健康生活への被害を極力少なくするための活動を展開すること。
出典 日本災害看護学会 http://www.jsdn.gr.jp/
急性期での救護・救命活動から、福祉避難所・避難所の立ち上げ期の衛生・生活環境改善、健康相談、要配慮者の見守りと必要に応じたケアなどの活動。復旧期の在宅避難者の見守り訪問活動、サロンや炊き出しなどの会場での健康相談、メンタルケア、熱中症や感染症などの予防啓発、ボランティア活動の救護や医療との連携応急仮設での生活支援、健康維持や認知症防止のためのサポートと多岐に渡る活動が行われる。外部支援である場合と地元に住む看護師がボランティアで行っている場合がある。
災害医療派遣チーム(DMAT)での派遣の他、健康福祉系NGO・NPOや、災害地で専門ボランティア募集を行って活動するケースもある。